プロ野球を戦力外通告なった選手について栄光と第2の人生
プロ野球を戦力外通告になった男たち
プロ野球を戦力外通告になった選手はその後どのように生活しているのか?
選手によりさまざまですが、第二の人生として、野球から離れ意外な職業についている人もいます。
今回は、戦力外通告の全てと、プロ野球選手が第2の人生として頑張っている職業をまとめたいと思います。
戦力外通告とは
一般社会でいう解雇のことです。
プロ野球では、チームの戦力の構想から外れることを通告することです。
故障、病気、成績不振、身体能力の低下などの理由で戦力外通告になることが多いです。
戦力外通告と自由契約の違い
戦力外通行を受けると、以下のような選択ができます。
任意引退⇒ 契約がまだ残っている間に、自らの選択による選手引退。
FA行使⇒ FAとは、フリーエージェントのことで、どの球団とも選手契約を結ぶことができる選手のことで、FA権があれば使うことができます。
自由契約⇒ 契約期間が終われば、どの球団とも契約ができます。
トレード⇒ 日本シリーズが終わった、次の日からなら、短い間選手のトレードが可能です。
つまり戦力外通告を受けて、任意引退、FA行使、自由契約、トレードから選択の流れになります。
数多くの野球選手が自由契約という選択をするので、戦力外通告と同じような物と思われるそうです。
戦力外通告はどうやって選手に通告されるの?
会議で決定されると、電話で教えられることもあり、
道具の片付けや先輩、お世話になったコーチへの挨拶をして新たな道へ進むそうです。
手順などは先にやめた先輩のやり方を参考にするそうです。
悲しいことですが、実力勝負の世界なので仕方がないことです。
他にも試合後に直接、戦力外の事を知らされたり、テレビや新聞で初めて知る選手もいるそうです。
選手が次の道に進む準備をするために、球団もなるべくはやく通告するという考えだそうです。
2軍選手の遠回し戦力外通告の例
2軍選手で辛すぎる通告例があるので、紹介します。
自分の荷物だけ運ばれなかったという話があります。
バスで移動する際に自分の荷物をバスの前に並べておくという指示が出て、
荷物を置いていたら自分の荷物だけバスで運ばれず、置いてあったということもあり、
遠回しに伝えられることもあるそうです。
戦力外通告になった選手達の本がある?
私はプロ野球に関する本は結構持っているのですが、戦力外通告に関する本は2冊しかもってないです。野球には技術や練習の仕方以外にも、こういう本もあるよって言う紹介をしたいと思います。
そのうちの一冊「戦力外通告」
第1章 タイガースの四番という重責を越えて 濱中治
第2章 退路を断った一世一代の大勝負 平下晃司
第3章 格闘技というまわり道からの挑戦 古木克明
第4章 少年に野球の楽しさを教えたい 河野友軌
第5章 二軍コーチの仕事を支えた出会い 黒田哲史
第6章 元メジャーリーガーの次なる人生 福盛和男
第7章 夢をくれたドカベンの新たなる夢 香川伸行
という構成で、テレビでドキュメントとして放送されたのですが、選手のことがより気になってしまい購入した本です。
テレビでは放送なかった部分もあり、大変楽しめた一冊でした。
この番組を見て、この本を読むと元選手達の表情が頭に入ってきて、内容がスラスラ頭に入ってきました。文字を読むことが苦手な人でも野球好きなら苦なくよめる本だと思います。
注意点は、テレビと内容がかぶっているところがあるという点だけです。
2冊目「プロ野球 戦力外通告を受けた男たちの涙」
レビューにも書いてありましたが、戦力外通告と言えばマイナスなイメージでしたが、
この一冊を読み変わりました。
新たに次の道に進む勇気と熱意心から感じました。
挫折、失敗生きていたら絶対に経験します。大切なのは次にどうするか
当たり前のように、言われている言葉ですが一番心に響いたのがこの本です。
現役球児にぜひ読んでもらいたい一冊です。もし私に子供ができて野球をするいやスポーツをするというなら絶対に読ませる本です。
失敗した後の姿勢勉強になりました。
毎年、新しい選手が各球団に入団します。しかし、その裏で退団しざるを得ない選手もいます。戦力外通告・現役選手の平均年齢大体31歳ぐらいと言われており、プロ野球在籍期間は約10年です。戦力外通告になった選手のその後
しかし、20代前半で戦力外になる選手も中にはいて、本当にプロ野球の厳しさを感じます。
多くのプロ野球選手が働き盛りの30代で新たな道に進みます。そんな戦力外になった選手がどんな職業に転職するのかまとめました。
社会人野球のコーチ
戦力外通告を受けた後にそのまま社会人野球のコーチになる方もいますが、二軍の打撃コーチ、投手コーチなどを任された後に社会人のコーチになる方もいます。
選手としてではなく、コーチとして今度は選手をサポートする仕事ではまた選手時代とは違った苦労、悩みがあると思いますが、コーチとして頑張っている姿をみるとファンとしては嬉しいですね。
女子プロ野球の指導者
プロ野球を戦力外になった後に、日本女子プロ野球機構の方からのオファーで、
女子プロ野球の指導者になられている方もいます。
まだまだ、日本の女子野球は認知度が低く、女子の野球部がある学校も少ないです。
そんな中、元プロ野球選手が指導者になられると選手の技術も上がります。
個々の能力が上がり、強くなればメディアへの露出も増えて
女子野球やってみようかなと思う女性も増えると思いますので、ぜひ女子プロ野球を盛り上げてもらいたいですね!
教師
もう一度、大学に通い教員免許を取得して学校の先生になられる方もいます。
高校の教師になり、高校野球を指導されたりいる方もいます。
これから野球を本気でしようとしている子供に、元プロ野球選手が経験してきた野球の知識と技術でサポートするというのは非常に嬉しいことです。
飲食店経営
野球関係以外だと多い飲食店経営
焼き肉屋、イタリアンの店、ラーメン屋などさまざまです。
料理の専門学校に通い、シェフになっている方もいます。
元プロ野球選手と言えど、見習いから始め本気で次の道で頑張っている人達には
頭が上がりません。また野球関係以外の道に進むことはとても勇気のいる行動だったと思います。成功して欲しいですね!
会社員
球団の営業などに回ったり、球団関係の仕事かと思っていましたが、
所属していた球団とは全然違う会社に就職される方もいます。
保険の営業マンや広告会社で頑張っている方も中にはおられます。
演歌歌手、俳優
歌手や俳優といったメディアに露出するような仕事に転職される方もいるみたいです。
また、テレビアナウンサーや実況解説者もいますよね。
余談ですが、プロ野球の売り子として働く現役女子大生にインタビューしてきました記事が大変人気の記事となりました。まだ読まれていない方は是非、一度読まれてください。
まとめ
戦力外通告になった後も、独立球団でもう一度プロの舞台を目指している選手もいます。
絶対にプロに戻るという意思の強さを見習いたいですね。
他にもプロゴルファーや競輪選手、プロレスラー、運送業やお笑い芸人など本当にさまざまですが次の道でも成功して欲しいです。
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