プロ野球の売り子として働く女子大生が語る売り子の魅力
プロ野球の売り子として働く女子大生が語る売り子の魅力
先日、小学校から高校まで一緒に野球をしていた、友人の家に久しぶりにお酒を飲みにいきました。昔の話で盛り上がっていた時、友人の妹が帰ってきてその成長ぶりに驚きました。いつも自分たちの試合に応援に来てくれたあんなに小さかった友人の妹が、今は大学に通っているそうで、バイトはプロ野球の売り子をしているそうです。
友人には、「早く言えよ」と説教しときましたが、せっかくなので友人の妹にプロ野球の売り子の魅力と皆さんが気になりそうな、売り子のバイトの面接で聞かれたことや売り子のLINEはゲットできるのかなども含めインタビューしてみました。
プロ野球の売り子とは
プロ野球選手になる以外でプロ野球と接することができる仕事ってなにがあると思います。各球団職員、スポーツメーカー、記者、アナウンサー、選手のトレーナー、通訳、球場職員そして球場の売り子まだ他にもありますが、プロ野球と接することことができる仕事って数少ないです。ましてやバイトで接することができるとなればかなり少ないはず。数少ない魅力的なバイトのプロ野球の売り子ですが、大変な事も多々あるそうなのでそれも書きます。
辛いときも絶対に笑顔
どんなに暑い試合でも寒い試合でも絶対に笑顔を作らないといけません。
天候によっては汗で化粧も崩れたりするし、お客さんの数が多く湿度が高い時は気分が悪くなったりするときもあるそうです。
ビールサーバーが重すぎる
これは大体予想がつきますよね。見るからに重そうですが、ビールサーバーは
大体18キロ前後だそうです。
球場の段差
18キロ前後のビールサーバーをもって、球場を歩きまわり、ビールがなくなるとバックヤードへビールを足しに行くために足が痛くなるのはもちろん、足にマメができたりするそうです。初日のバイトでの足と肩の筋肉痛は人生で初経験で翌日まともに動けなくなったと言っておりました。
プロ野球の売り子として働く魅力
球場にたくさんいる売り子のなかでも最も売り上げが高い人はやはり作戦や戦略を立ててビールを売っているそうです。
例えば、試合展開によってお客さんがビール飲むペースなど把握していたり、また限られた試合時間の中でビールを売り上げないといけないので、自分の近くのお客さんのみでなく、たくさん買ってくれそうなお客さんのところまで行くそうです。
続いては、そんなプロ野球の売り子として働く魅力について熱く語っておりましたのでまとめたいと思います。
歩合制の給料とその他特典が豊富
まずは、お金だそうです。怖いですね。まだ大学2年生ですよ。
具体的に言うと、
歩合制の給料
ビール一杯につき、特定のお金、またビール一杯のお金の何%が加算されるシステムで
売り上げが上がるにつれ、単価も上がるそうです。
もちろん固定された時給もあり時給にこれらが上乗せされる。
連続出勤、皆勤賞でボーナス
三回連続で勤務すると手当がもらえ、その月に行われる試合に全試合出勤すると別にまた手当がもらえる。
皆勤賞のボーナスが大きかったと言っておりましたが、果たして彼女は学校にちゃんと通ってるのでしょうか
お客さんとの交流が楽しく、社交的になれる
お客さんとの会話にマニュアルはなく、いろんな方とお喋りができて自然といつも笑顔が作れるようになったと言っておりました。
また、お客さんが自分のことを覚えたりしてくれて、知らない人と仲良くなったりしたそうです。
友人の妹は野球ルールにめちゃくちゃ詳しいですが
売り子の中には野球ルールが分からず、お客さんと話すのが楽しいからやっている人もいるそうです。
プロ野球売り子のバイトの募集から面接まで
売り子バイトは、大変人気で掲載されている求人サイトが限られているそうで、
求人サイトで探してもなかなか見つからずに苦労したと言っていました。
開幕戦前と夏休みの始まる前の2回が主な募集期間で
この2つが始まる前に応募しても遅い場合もあるそうです。
友人の妹は、絶対働きたいという強い気持ちで年明けから探したそうです。
面接は一つだけ特別な質問があったそうです。
それ意外は普通のバイトと同じで、志望動機、重い物を持って階段を歩いたりするけど大丈夫ですかとか、自分の長所や性格など普通な感じです。
特別な質問は好きな球団について聞かれたそうです。
こんなの絶対普通のバイトでは聞かれないです。
基本お客さんと話すのは当たり前でそれプラス野球の知識があればお客さんも喜んでくれるバイトらしいので、プロ野球について少し知識があると受かる可能性も高くなるそうです。
そして次は皆さんお待ちかねの、プロ野球選手との接点、売り子のLINEはゲットできるのかについて書いていこうと思います。
プロ野球選手との交流や接点
売り子として働けばプロ野球選手とご飯や飲みに行けたりするの?など疑問があると思いますので、聞いときました。
基本的に売り子はお客さんと同じでグランド内に入れないので、
プロ野球選手とコミュニケーションを取るのは難しいです。
プロ野球選手と連絡をとっているという友人は周りにもいないそうです。
グランド内に入れ選手とコミュニケーションが取れる人は、チアガールや女子アナウンサーくらいなので、売り子はプロ野球選手と個人的に連絡を取ったりするのは難しいようです。
売り子のLINEはゲットできるの?
野球のユニフォームっぽい服を着て、一生懸命ビールを打っている売り子のことが気になって連絡先が聞きたいと言う人もいるかもしれないので、聞いておきました。
聞いてくる人はやはり一定数いるみたいです。
しかし、ほぼLINEや連絡先をゲットできる可能性は低いそうです。
まず、会話できる時間がビールを継いでいる数秒しかなく、売り子の人は仕事の
最中で忙しいので、うざがられるみたいです。どんなにイケメンでも無理と友人の妹は言っていました。
正し、成功された例もあるみたいで、
先輩がお客さんと仲良くなって交際まで発展したケースがあったそうです。
お客さんはかなりの野球ファンだったみたいで球場で何回も顔を合わせていて、
ある日突然お札と一緒に電話番号が書かれた紙を渡されて、何回か食事をして交際まで発展したこともあるみたいですが、売り子の連絡先をゲットするのはかなり難しいと言えるでしょう。
余談
バイトを始めたばかりの初心者売り子は70杯ぐらいでよくて80杯後半ぐらい、慣れてきたら、100杯くらいビールを売るそうで、収入は大体1万円くらいで時給では3500円~4000円くらいになり、
球場にいる売り子さんの中で一番売り上げる人で1日250杯~350杯くらいビールを売り、収入は25,000円~30,000円後半くらいになり、時給で表すと6,000円~1万円
くらいになるそうです。
某タレントの元売り子さんが東京ドームで一日約400杯ビールを売るという記録がありますが、野球の試合時間が決められている中でどれだけ売れるかという売り子の仕事で効率を考えて立ち回ったとしてもこの記録は神の領域だそうです。
まとめ
以上友人の妹にインタビューした結果でした。
正直なかなか大変でしたが、プロ野球売り子の魅力については知ることができとても楽しかったです。
魅力の一つとして、社交性がつくと書きましたが、これは本当に私自身も思いました。
あれ、こんなにしゃべれる子だったっけと感じました。終始インタビューしていて、面白かったです。
ちなみに娘さんがビールの売り子をやり始めたお父さんに悲報です。
私が友人の妹に缶ビールをグラスについでもらったところ、特に泡や味に関して変わったところはなかったです。
彼女たちは、サーバーでしかあのビールの泡の絶妙なテクニックを再現できませんので
期待しないでください。
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