プロ野球に人工知能AIを応用して正確な判定が可能になる
プロ野球に人工知能AIを応用して正確な判定が可能になる
野球にもう審判が必要なくなると言ったら、怒られるかもしれません。
人間だから、誤審や間違いは合って当然です。
しかし、より正確なジャッジをして欲しいと野球ファンなら誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
これは野球ファン以外でもスポーツをされている方なら一度は思ったことがありますよね。
野球でも甲子園やプロ野球で明らかな誤審が多々あります。
選手達も必死でプレーしてます。もちろん応援されている方も本気で応援することが
当たり前になった日本で、誤審という結果で本当に終わらしていいのでしょうか。
より正確なジャッジをするにはどうしたら良いか考えたところ、人工知能AIを野球に応用したらという考えに辿り着きました。
日本のプロ野球のビデオ判定
機械に頼っている部分はもう既にありました。
ビデオ判定です。
最近では、ホームベース付近での衝突プレー、天井にボールが当たったかどうかの可否
バッターのスイングorファウルなどがビデオ判定の要素に追加されました。
しかし、まだまだ機械を使って判定できそうな部分はありますよね。
野球の試合で人工知能が使えそうな部分を今回はまとめてみたいと思います。
また、人工知能を野球に応用したら新しい練習が生まれるという記事を書いています。
時間のある方はご覧ください。
人工知能AIとは
そもそも人工知能がどんなものかわからない人の為に人工知能について簡単に書いておきます。
人工知能は大きく分けて2つあります。1つ目は、人間と同じような思考、知能をもつような物。2つ目は、人間が考えたことを機械に応用させる物。
コンピュータ上で記号論理処理やパターン認識、分類、推論、統計解析、予測さまざまな情報技術の集合体が人工知能です。
では、ここ最近での人口知能の研究は大きく進化しています。
ソフトバンク
無人のタクシーを疑似体験することが可能な「cocoro Drive」
AI技術の「感情エンジン」を使い、機械を乗客が操作することで、会話したり、運転状況や道のり、食事場所、天気、目的地や所要時間などを教えてくれる。中でも、自然言語処理の雑談エンジンは言葉の意味解析したり、文章を解析したり、5W1Hを認識できてランダム性が一切ない会話システムとされているので、ロボットと会話をしている感はほぼないと言っていいでしょう。
DeNA
株式会社PFDeNAという新たな会社を設立し、
DeNAが所有しているさまざまなインターネットのデータや人工知能AIの最先端の技術を活用し、DeNAあるいは顧客企業の持つ様々なデータの価値の最大化を計ることが目的らしく、
事業領域としては、ゲーム、ヘルスケア、自動車・交通関連のほか、大規模データを扱うあらゆる産業を検討しているそうです。
楽天
楽天も人工知能に関してかなり積極的に取り組んでいる。
画像に関係する人工知能では、楽天はフリマアプリ「ラクマ」、その商品の情報を読み取り、過去、同じような色を選んだり、それに近い体形のアパレル商品を選んだ人からデータを学習し、自動的に提案することでカテゴリーやジャンル分けがかなり楽になるラクマで他のフリマアプリと差別化している。
言語をリアルタイムで翻訳する Microsoft 「Skype Translator」
人間の短期記憶を再現し外部の情報を組み込み道の作業をする Google「DeepMind」
驚異的な学習効果 IBM「Watson」
ワンクリック購入からノークリック購入へ Amazon「Amazon Echo」
など他にもさまざまな企業で人工知能AI技術を活用しようとしている。
人口知能AI技術をプロ野球の判定に使うとしたら
これだけの汎用性のある人工知能AI技術、プロ野球にも活用することができると私は考えましたので具体例を書きたいと思います。
ストライクゾーンの判定
野球を見ていると、とんでもない球がストライクコールされたり、ストライクなのに
ボールと言われたり、ストライクゾーンについては誤審が多いです。
そこで、バッターの立体像をカメラで読み取り、ストライクーゾーンを自動で作り
ストライクかボールかをカメラで読み取る。
ホームベースの位置は、変らないので可能なのではないでしょうか。
盗塁の判定
ビデオ判定でも分かりそうですが、試合が中断されて時間がかかりますので
カメラで読み取った物をAIが判断し、アウトかセーフかを自動で決めてくれる。
盗塁だけでなく、ホームランの判定やファールの判定など他の物にも使えそうですね。
もし人工知能AIを応用することができたら、野球の誤審は数少なくなり、乱闘防止になりますし、試合展開もスムーズになるのではないでしょうか。
人工知能AI技術を野球に応用した際の問題点
人工知能AIを使うことでさまざまな問題があります。野球に応用するときの問題点はもちろん、今後人工知能が発達していく上での問題点もまとめておきます。
監督の存在は?
チームの戦術、采配、管理など全て人工知能AIがすることになったら、どうなるのだろうか
これを考えていると、相手チームも人工知能を使い監督がAIだったら
結局、実力のあるチームが試合に勝ってしまうので、
人口知能AIの采配、戦術などを監督やコーチが参考程度にするのが面白いかもしれません。
人工知能が人間を超えると
これはもう野球に応用とかの次元の話ではないですが
専門家の予測では、2040年~2050年の間に人工知能が人間の知能を超えると
言われています。
もし、ロボットが人間の指示に従う必要がないと判断したらロボットと人間は戦争になるのか?
それとも、ロボットは人間より賢いから、戦争という行為には発展しないのか?
スポーツに人工知能を応用すると既存のビックデータからの解析が人間の能力を超越し、人間の感覚とは異なる可能性もあると言われています。
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余談ですが
人口の肉体を生み出す研究もかなり進んでいます。
電気信号で刺激を与えるテストで、生まれたばかりの動物の筋肉の約80%ほどの強度があることが確認されている。血液も循環し、関節も稼働したそうです。
もしこれが人間の体で実現すれば、スポーツ障害で引退せざる得ない選手が減るのではないでしょうか。
まとめ
人口知能をスポーツに応用することで、誤審が減るのは間違いないと思います。
しかし、応用することで、スポーツが面白くなくなるという意見もあります。
どのくらいまでが許される範囲なのでしょうか
- AIも含めて全てがマシンになったら人間の存在価値がなくなります。人間社会は人間が支配しなければいけないという意見もあります。
- テニスみたいにライン際に落ちたボールをミリ単位で表示するのはありという意見もあります。
-
審判は素早い判断が必要なので、それを考慮したマシンを作るとなるとコストの問題で厳しいのではという意見もあります。
しかし、明らかに今の野球界、いやスポーツ界には誤審が多い気がします。
人間なので間違いは誰にでもありますが、審判の判断で試合の勝敗が左右する場面もスポーツにはあります。プロフェッショナルな選手たちの大切な試合を審判の誤審という形で本当に終わらしても良いのでしょうか?
皆様のご意見もお聞かせください。