野球スパイクの正しい選び方野球親父のオススメ
野球スパイクの正しい選び方野球親父のオススメ
グローブとスパイクはプレーを支えている大切な道具です。バッティング、守備ともに野球をしている時に必ず使うのは、スパイクです。グローブにだけこだわりスパイク選びに時間をかけない選手が多いです。自分の足に合わないスパイクの選び方で、守備、バッティングに大きな影響が生まれることを忘れてはいけません。
しかし、最近では野球スパイクの種類がたくさんありどれを選んでいいかわからないなどの不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。今回は、自分に合った正しいスパイクの選び方を野球スパイクの種類や野球スパイクの正しい試着方法をご紹介していきます。
スパイクの種類
野球スパイクの種類奥深くそれぞれメリット、デメリットがあります。まず野球スパイクの大きな違いに、金属金具の野球スパイクとポイントの野球スパイク２種類あります。
金属金具の野球スパイクは、中学生から使用できるようになり、少年野球では樹脂・ゴム製のスパイクです。ポイントスパイクのことです。
少年野球でなぜ金属の金具のスパイクを使わないかと言うと、金属は危なく安全性のことからポイントを使っていると考えられます。金属の金具スパイクはポイントよりもグリップ力が増します。
大会や団体によって決められているスパイクを購入しましょう。チームによりスパイクのカラーが決められていることがありますので購入するときは注意しましょう。
また野球の金属金具スパイクには、二つの種類があります。
- 埋め込み式の野球スパイク
- 取り換え式の野球スパイク
試合会場などで多く見かけるのが、埋め込み式の野球スパイクです。取り換え式よりつなぎ金具が少ないため、スパイクが軽いです。
野球スパイクのねじれの関係上、つなぎが無いとスパイクがねじれ、
一番最初の一歩目、加速面で大きく変わります。
メリット・デメリット
「埋め込み式の野球スパイク」
メリット
- 長持ちする。
- 突き上げ感がなく、疲労しにくい。
- 安定して走りやすい。
デメリット
- 裏の金具がすり減っても、歯が交換できない。
「取り換え式の野球スパイク」
メリット
- すり減ると、裏の金具が交換可能
デメリット
- 突き上げ感が多少ある。
- 金具がとても多くスパイク全体の重量感がある。
埋め込み式の野球スパイク、取り換え式の野球スパイク比べてもやはり埋め込み式の野球スパイクの方がメリットも多く実際に私も使ってみましたが動きやすさを実感しました。
野球スパイクの裏面の違い
スパイクの裏面には、革で出来ている革底のスパイクと、樹脂底のスパイクがあります。
私が高校野球をしている時は革底のスパイクが主でしたが、今では高校野球、プロ選手も樹脂底のスパイクに変わっています。
樹脂底のスパイクはとても軽く、、スパイクがどれだけ足の疲労、負担になっているか知っているプロ選手は、樹脂底のスパイクを使います。水に濡れて重くならないので、野球特有の軽い雨なら練習試合、練習をするという風潮に適しています。
今でも革底スパイクのスパイクを使っている選手の主張は、足には革底スパイクの方がよくなじむそうです。
どちらもメリット、デメリットがありそうなのでまとめてみました。
メリット・デメリット
「樹脂底の野球スパイク」
メリット
- 足への負担が少ない
- 丈夫で練習などに使いやすい
- 水に濡れても重くならない
デメリット
- 自分の足になじみにくい
「革底の野球スパイク」
メリット
- 使うほどに自分の形になりフィットする
- 地面との一体感ある
デメリット
- 手入れが大変
- 消耗が速い
- 水に弱く、革がすれる
- 足へのクッションが少ない
日本の野球スパイクの組み合わせ
- 金具が埋め込み式の野球スパイクは底が樹脂底
- 金具が取り換え式の野球スパイクは底が革底
これが現状の日本の野球スパイクの組み合わせです。今後更なる改良が進み新しい組み合わせがでるかもしれません。
野球スパイクはぴったりサイズを買いなさい
よく野球をやっている子供の親は足が大きくなって履けなくなったらもったいないから、少し大きめを買いなさいとよく耳にしますが、これは大変危険な行動です。
また、普段着の靴下でサイズを合わせるのはオススメしません。野球の試合の時履く
ソックスを持っていきサイズ合わせをすることをオススメします。
そこまでしてぴったりサイズのスパイクを履くメリットを書きます。
- スパイクが消耗しない
経済的な関係で大き目なサイズを買って、足が成長しても大丈夫なようにする。という考えはわからなくもないです。
しかし、自分の足のサイズに合わないスパイクを履いて、、間違っ力の使い方を覚えたり、本来のパワーが引き出せなかったり、怪我をして練習に参加できないという状況を作らないた為にもサイズのあった野球スパイクを選びましょう。まだまだが野球上達の見込みのある少年野球・中学野球・高校野球なら、ならおさらぴったりの野球スパイク選びが大切です。
また、、野球のストッキングの親指が破れやすいというのは、スパイクのサイズが合ってない可能性が高いです。
スパイクの中で足の指が前後するので先が破れます。
野球の上達、経済的なことを考えるにしてもピッタリサイズの野球のスパイクを選ぶことをオススメします。その方が結果的に長く使うことができ、経済的にも、野球上達にもいい結果を残します。
2.ケガが減る
野球で腰や膝を痛めている人は、スパイクのサイズが合っていない可能性があります。
野球のスパイクには、野球能力を最大限に発揮するという目的があります。野球で投げる、走る、打つ、守る全てにおいてスパイクがあった方が力が発揮できます。足の動きに合わせたスパイクを選ばないと、本来足の曲がらない場所でスパイクが曲がり、足に無駄なストレスがかかります。
足に負担をかけながら、野球の激しい動きをすればケガをするのは当然です。
しっかり自分にあった野球スパイクを選びましょう。
3.投げる、打つ、守る、走る、すべてにおいてパワー、スピードがつく
サイズが合ってないスパイクを履くと力が分散しパフォーマンスが低下します。
サイズがあったスパイクにかえたら、パフォーマンスが向上した例もありますので、
野球をやっている方ならもう一度自分の足とスパイクの相性を確認することをオススメします。
自分の足のサイズを正確に測れる機械があります
左右の足の決められた位置に十個くらい付属のシールを張り機会で正しい足のサイズを測る機械があります。測定後に紙が貰えるので大切にとっておきましょう。
自分の場合、身長174cm体重68kg野球歴１８年、水泳３年でこんな感じです。
足長、足囲、かかと幅、足高、アーチ高、かかとの傾斜角度、第１踏側角度が詳しくわかります。
次に足の寸法、親指の角度などわかります。
そしてかかとの傾斜角度です。
ここまででおわかりいただけたと思いますが、かなり詳しく調べることができます。
足の大きさを測る機械がここまで正確でそれも無料でびっくりしましたした。
高校野球をやられている方で時間がないというかたも、オフの時に一度スポーツ
ショップで測られるいいと思います。本当にこれはやるべきです。
スポーツショップなどでの野球スパイクのサイズの合わせ方
- 野球のスパイクを選ぶときは必ず両方の足を履きましょう。
これは足のサイズが左右で違うからです。 -
スパイクに足を通し、つま先を上げ、地面と45度～50度になるようにつま先をあげましょう。
野球のスパイクは足のかかと部分の密着感が大切です。 - 足のつま先をあげたまま、つま先からスパイクの紐を締めましょう。
ここでポイントなのがきつく締めないようにすることです。足には毛細血管が多く、きつくしばることで血行不良になり疲労がたまります。 -
そしてつま先を地面につけて、ひもを結びましょう。最後に、必ず立ち上がり、つま先の感覚を確かめましょう。
野球のスパイクにおける丁度いいサイズは、最低限の指の自由が利き、きつ過ぎず、緩すぎないことです
スパイクの履き方
スパイクの履き方は買ったときにも意識した、かかとを意識することが重要です。野球のスパイク脱ぐときはヒモをほどき、スパイクを履く時はかかとを先に固定して、スパイクのヒモを結びます。カカトを固定するのは一体感、スパイクの裏金の金具の突き上げポイントがフィットします。プロ野球選手も速く走るためにこの方法でスパイクを履いています。
野球においてピッチング、バッティング、守備、走塁の上達のヒントは必ずと言っていいほど足元にあります。
まとめ
今回は、意外と知らない人が多い足元の大切さについていろいろ書きましたが、
やはりスパイク選びはグローブ選びより重視するべきと個人的に感じております。
またスパイクの履き方については普通の靴ににも代用ができるのでぜひ実践してみてください。
