忙しい野球部の勉強時間確保の仕方
忙しい野球部の勉強時間確保の仕方
野球部と言えば、朝から夜まで野球の練習勉強する時間がない、練習で疲れてやる気がおきない、そもそも勉強の仕方、時間の使い方を知らない野球部が多いです。
勉強は絶対に進路を選択する上で幅が広がります。
野球だけできていればいいという考え方を見直し、野球もやる、勉強もやるという習慣を身に着けましょう。
この学校で野球がしたい。でも勉強ができないから違う学校を選ばずを得ないなんて
嫌ですよね。
今回は、そんな野球部に勉強時間の確保の仕方、勉強の予定の立て方、そして効率の良い勉強の仕方を教えます。保護者の方も記事を読んで子供さんに教えてあげてください。
勉強時間の確保の仕方
上にも書きましたが、野球部は拘束時間が長いです。勉強時間を確保するためには、
何気ない時間、隙間時間を有効に使うしかないです。勉強をするということは、机に長い時間座り問題を解くことが勉強と思っている人がいますが、コレは間違った考え方
なのでそれも含め教えます。
何気ない時間、隙間時間を有効に使う方法
次の授業が始まるまでの時間、バスや電車を待っている時間などが隙間時間に相当します。
どんなに強豪校にいて厳しい練習環境にいたとしても、隙間時間は必ず存在します。
なぜなら、あなたは学生だからです。
学生として学校で授業を受ける場合に授業と授業の間に継ぎ目がないということは絶対にないです。
その時間を有効に使いましょうということなのですが、
5分とか3分の勉強では意味がないと思っている人が多いです。
これは間違いです。
- 5分×10回の勉強
- 50分の勉強
どちらが頭に定着しやすいと思いますか?
これは確実に前者で短い時間集中して取り組んだ方が、頭に入ります。
学校や日常生活でボーっとしていることがないですか。
10分休憩があるなら5分でトイレや次の授業の準備をして、残りの5分は集中して勉強しましょう。
正しい勉強の予定の立て方
勉強の予定を立てる場合、月曜日はAをやって、火曜日はB、水曜日はCなどと予定を立てる人がいますがこれは間違っています。あと週末にまとめて勉強するというのも
正しい勉強とはいえないです。またテスト週間などは勉強時間があるのに予定していた計画が実行できないという人にも解決策を教えます。
一週間の予定を立てるのではなく、一日の予定を立てよう
月曜日はA、火曜日はBそして水曜日Cと一週間の予定を立てる人が多いですが
まずしないといけないことは、具体的な目標をたてることです。
〇月〇日の試験に合格するなど〇月〇日のテストで90点をとるといった、具体的な目標です。
それができたら一日の目標を立てましょう。
一日の目標は詳しくければ、詳しいほどいいです。
時間を管理する能力ができるようになれば野球での目標とその成果を得たり、チームの管理ができるようになります。時間管理はあなたの長い人生の中で野球、勉強以外にも役に立ちます。
まとめて週終わりに勉強しない
野球部だから平日は朝早くから、夜遅くまで練習があるので平日には勉強できない。まとまった時間が取れるのは、土日祝の練習試合が終わり夕方くらいに帰れる日。だから週末にしっかり勉強しようという人がいますが、これは絶対に集中できません。
何か理由をつけてさぼったり、時間に余裕があると時間管理が甘くなります。
(時間に余裕がある時に追い込む方法は下に詳しく書きます。)
机の上でケータイをいじってしまったり、テレビを見てしまったりするので
毎日コツコツと集中してできる隙間時間に勉強しましょう。
なぜテスト週間など時間がある時に集中できないか
結論から言うと、余裕が生まれるとサボるからです。
ウサギとカメの話と全く一緒です。
うさぎは余裕があるから寝てしまったのです。
人間も時間に余裕があると、勉強とは関係のない物に意識がいってしまったり、雑念が沸いたり、ケータイをいじってしまいます。
では、時間がある時はどうすればいいのかということになりますが
時間に余裕がある時でも、自分にプレッシャーをかける方法を2つ紹介します。
一週間を7日ではなく6日として考える
一週間が7日あると考えると、一日のスケージュールに少し余裕を持ちがちになり、
自分にプレッシャーがあまりかからなくなり、勉強に集中できません。
なので1週間は7日ではなく、6日と考えて一日のスケジュールを立てましょう。
一か月だったら30日ではなく22日程度と考えると負荷がかかり目の前のことに集中できます。これ勉強以外にも言えることです。
常に余裕をもつという考えはあまりよくないです。
自分を追い込みましょう。
タイマーで時間を計る
この時間は絶対に集中してこの教科を勉強する、この時間でここの問題まで解くと決めてタイマーで時間管理をすると自分にプレッシャーをかけやすいです。
また一教科だけ集中してやるのではなく散らしたほうが集中しやすいです。
勉強の効率を上げる方法
野球部は忙しく、拘束時間長いだから上手に隙間時間を活用しようと書きましたが、
すこしでも記憶に残る効率の良い方法があります。
五感をフルで使おう
一つの感覚から得るより複数から得た方が記憶に定着しやすいです。
視覚のみでなく聴覚、触角(筋肉の動き)などフルで使うと長期記憶に入りやすいです。
声に出して読んだり、覚えたい名前の単語から酸っぱそう、甘そう、苦そうやからそうなど単語の名前で味覚も刺激できます。
それをさらに記憶に定着させる方法は、友達に覚えたことを教えてあげましょう。
人に教えるというのは、アウトプットというテクニックです。
覚えたことを思い出し、紙に書くや実際に問題集を解くなどアウトプットになりますが
人に教えるが一番、脳に定着しやすいアウトプットです。
なぜなら、人に教えればその人の顔の表情、自分が出した声、会話した内容などさまざま五感が刺激されます。
人に教えれるということは自分は理解している内容だから、あともう一つ人に教えるという行為をすることで長期記憶に入りやすいです。
せっかく覚えたことを短期記憶ではなく長期記憶にいれることを意識しよう
就寝前に軽く復習しよう
復習というのはしっかりやって欲しいことですが、野球部の場合どうしても朝練や練習の疲れもありますので、今日やったところを眺めてみましょう。
人間は忘れる生き物なのです。いつ忘れているかと言うと寝ている時です。
忘れにくくするためにも、寝る前の復習が大切です。
注意点は復習した後に、ケータイなどをいじることです。どうしても、ケータイがいじりたいなら、先にケータイをいじって復習をして寝ましょう。
復習⇒寝るという順番の間に何か挟まない方がいいです。
何かしたいなら復習⇒寝るの前にすることがポイントです。
本当は、予習など前に入れた方がいいのですが、さすがに厳しいと思うので、
また、どうしても疲れてすぐに寝たい場合は、今日やった内容を布団の中で思い出しながら寝ましょう。これだけでも全然違います。意識一つで変わります。
まとめ
意外と何も考えずに使っている隙間時間結構あると思います。
そういった時間を見つけ、有効活用してコツコツと積み上げていく方法が一番の勉強時間の確保だと思います。
野球の練習はしんどく、勉強が嫌かもしれませんが嫌なことにも挑戦するこれは野球にもつながってくることだと思います。
他にも野球選手が長距離を走ることの有害性や野球部のフィジカル向上の為の食事について記事にしています。
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