Baseball diary

野球のことかきま~す。

野球のランニングによる悪影響を解説本当に大切な練習とは

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野球のランニングによる悪影響を解説本当に大切な練習とは

あなたの野球チームでは一日の野球の練習時間の内どのくらいを走り込みの時間に費やしていますか。大切な時間を長距離に使っていませんか。

私から言わせてもらえば、そんなに走ってどうするの?

マラソンランナーにでもなるつもり?

ランニングの距離に比例して身体は小さくなります。

膝にも負担がかかります。

今回は野球で身体作りをし野球を上達させたい人に向けて記事を書きます。

  

野球界のランニングで足腰を鍛える説は間違い

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野球では昔からランニング練習をなぜか高く評価しています。

これには走れば走るだけ足腰が強くなるという間違った考え方が広まっているからです。

もしこの考え方が正しいならマラソンランナーは最強です。

限られた時間の中で練習をする少年野球、中学野球、高校野球に走りこんでいるヒマはありません。

 

本当の足腰の強さとは

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  • ベース間をものすごいスピードで走ることができる
  • 高強度のスクワットがこなせる
  • 垂直飛びの値がずば抜けている

これらが本当の足腰が強いと言える3つです。長い時間走れる=足腰が強いではないのです。

そもそも野球ではサッカーと違い急激に心拍数が上昇する機会がありません。

野球は動きが他のスポーツに比べて少ないスポーツです。

それなのに走り込みの練習が多い。

 

正しい足腰の強化により得られる3つの利点

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  • 肩や肘の怪我防止
  • リリースポイントの一定化によるコントロール安定
  • ボールへ自分の力を最大限伝えれる

これらは全てウエイトや体幹強化、正しいフォームでの投球、で取得する事が可能です。

決して、長時間のランニングでは物になりません。

短距離やダッシュの練習は必要なの?

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いるか、いらないかで言えばいらないです。

ダッシュ練習で鍛えることができる筋肉は、盗塁練習や走塁の練習またはノックで鍛えることができます。技術を向上させるための練習を削ってまで別にやる必要はないです。技術練習以外に時間をかけるなら間違いなく、ウエイトの時間と食事の栄養面などの勉強+それを実行できる時間または休息の時間に作った方が絶対に選手は伸びます。

 

体重増加で体が重くなり俊敏性がかける?

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あなたの考える体重増加とはどのようなものですか?

  • ただ単に体重が増える
  • 筋量が増えた結果体重が増えた

前者なら間違いなく、俊敏性に欠けることになるでしょう。

ただ単に体重を増やせば当然余分な脂肪も身体につくことになり、ケガや身体のキレの低下にもつながります。何も考えずにごはんを食べるとこうなります。

しかし、後者の場合なら俊敏性にかけることは確実にないです。むしろスピード、体のキレ全てにおいて向上します。

筋量を増やして体重をふやすということは体のエンジンを大きくするということです。

体重を増やし、動けるかのポイントを体重比といいます。

体重比とは体重60キロの選手が120キロのスクワットを持ち上げることができたなら

120(スクワットの重さ)÷60(自分の体重)で

体重比2となります。

ウエイトや体幹、適切な食事、睡眠を繰り返し体重が70キロになったとして

体重比が2のままだと投手だと球が速くなったり、球にキレがでたり、安定した回転数の球が投げれるようになり、打者だと、飛距離が上がったり、打球スピードが上がったり、走者だと50Mのタイムがあがったりします。

この体重比に悪影響を与えてしまうのが長い時間の走り込みなんです。

 

ピッチャーに必要な持久力はウエイトで鍛える

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筋トレをしだしてから変わることは球が速くなることはもちろんですが、

一番変わることは、持久力です。

ウエイトは自分の筋肉を極限まで追い込むことですが、それらを繰り返し行うことで、軽い刺激では筋肉が疲れづらくなくなるのです。ウエイトの魅力でもある。乳酸の耐久性があがるのです。

しかし、ここで重要なのはやったらやっただけ伸びるのかというとそうではないのです。

疲労がたまっている状態でウエイトをしてもケガをするだけで筋向上は望めません。

練習量に負けないエネルギーや栄養を食事でとり、運動量に比例した睡眠時間をとらないといけないのです。

睡眠時間や食事に関しては、詳しく記事にしていますので、時間のある方はどうぞ

 食事について

yakyuumuku.hatenablog.com

 

睡眠時間について

 

yakyuumuku.hatenablog.com

 まとめ

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今回の記事で問題な行為は走るといっても長い距離を走ることでの危険性です。
長い距離を走り続ける=有酸素運動中に筋肉が分解されるということです。
有酸素運動時のエネルギーといえば炭水化物と脂肪が有名です。そして、有酸素運動の強度により脂肪の燃焼率が上がるというのはみんな知っていると思います。しかし、その時に人間の体では筋肉も破壊されています。

これらは有酸素運動時というより、ご飯を食べている時以外は、体を分解しエネルギー源としているのです。身体のグリコーゲンを利用したり、身体の脂肪を使ったり、もちろん筋肉も分解して人間は生活しているのです。

人間は生きる上で身体のエネルギーを利用しないといけないので呼吸をするだけで、体重が減ります。

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グリコーゲン⇒脂肪⇒筋肉といった順番で効率の良い順番でエネルギーを使えないのです。

グリコーゲン+脂肪+筋肉をバランスよく消費するのです。

なので、エネルギー消費率が上がる有酸素運動中は、筋肉の分解率も上がるということになります。

 

この問題は選手が理解できても、監督がしっかりとした知識をつけていないと野球の場合意味がないですよね。

最近はウエイトの重要性を理解して積極的にウエイトを練習メニューに入れているチームも少しずつ増えてきました。そのようなチームの監督は本当に野球が好きでどうすれば選手の野球技術が向上するのかいつも考えているんだなと感じます。

自分が昔やってきた練習を選手たちにもやらせる。

これでは選手たちがいくら野球の勉強をしても伸びませんよね。

私なら常にアンテナをはり選手が一番伸びる練習を選択し実行します。

多くの人に有益な野球情報を発信したいのでこれからもブログの方更新していきますのでよろしくお願いします。

余談ですが、

現役、プロ野球の売り子にインタビューしてきました。売り子の魅力から裏情報まですべて聞いてきましたのでお時間のある方はご覧になられてください。

yakyuumuku.hatenablog.com

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