高校野球選手に悪影響を与える保護者の行動一覧
野球選手に悪影響を与える保護者の行動一覧
大切に育ててきた我が子のことが気になる、心配だ、不安だと思ってとっている行動が実は選手の人間的成長を妨げているかもしれません。
今回は、親、保護者が野球をやっている子供に対してとってはいけない行動、言動、
思考をまとめていきたいと思います。
またこの記事は高校野球選手と書いていますが、子供が野球をやっている保護者さんには是非読んでもらいたい記事で、魂を込めて記事をかきましたので、少年野球、中学野球を子供さんがやられている保護者さんにも必見の記事です。
これを読めば子供さんが成長することを約束します。野球の技術の面でも精神的な面でも両方で絶対に大きく成長します。
- 朝が早くて自分の子供は起きれないので子供を起こしている
- 野球部だから勉強はしなくていいと考えている
- 子供が試合に出る時だけ、応援に行く
- 寮生活が厳しいから、帰省した時は何でも言うことをきく。
- 強豪校には試合に勝てなくてもいいと考えている
- 試合前や朝が早いときは、コンビニで食事を済ませる
- まとめ
朝が早くて自分の子供は起きれないので子供を起こしている
結構自分で起床できない子供多いのではないでしょうか?
野球部は学校で厳しい指導に耐え、監督さんからたくさん指導されて精神的にも大きく成長していく時期です。
なんであんなにグランドではきびきび動いて、監督さんの厳しい指導に耐えたり、厳しい野球部のルールをきちんと守っているのに、家に帰ったらだらけてしまうのでしょうか?
まだ子供だから学校で制限されている分、家では甘えてしまう、少しくらいならだらけてもいいんじゃないのと考えている人もいるかもしれません。
これは大変間違った考え方です。
選手はまだ子供だからだ?
いいえ、子供さんは立派ですよ
そこらへんの大人より大変立派です。
野球部の過剰な上下関係、監督の厳しい指導、オーバーワークな練習に365日ずっと耐えているではないですか。
それでもまだ野球を続けているということはもう精神的にも立派なんです。
楽な道は他にもたくさんあったと思います。それでも覚悟して自分で選んだ道をめげずに頑張れる。これは精神的にはすごい域にいっていると思います。
それなのに家でだらけたり、朝起こしてもらうのは、家での保護者の甘やかしが出ているということです。
子供が本当の大人になった時に精神的な面は立派だけど、朝自分で起きれないなんて嫌じゃないですか。
子供さんが立派な大人になるためにも朝は自分でおきるように努力させましょう。
また、全部が全部を子供にやらせろと言っているのではないですよ。
もちろん保護者にしかできないこともあります。そこら辺の意識をしっかりともち自分でできることは子供にちゃんとやらせるというスタンスを家庭でしていたら、
子供さんはびっくりするくらい成長しますよ、もちろんこういうところしっかり家庭でしっかりとして選手の成長を妨げていない家の子供さんは野球でも伸びてきますし、
人間としても大きく成長します。せっかく伸びようとしている子供の成長を保護者の方が妨げてはいけません。
また睡眠時間や睡眠の質をあげる方法についても記事にしています。気になったり子供さんが朝どうしても自分で起きれないという人は当てはまる項目があるかもしれません。
野球部だから勉強はしなくていいと考えている
野球だけやっていたら、あとは学校が進路を決めてくれる、めんどうをみてくれる、いい就職先を見つけてくれる、進学先をみつけてくれると思っていませんか?
進路選択をするうえで、学校の成績というのは大きく影響します。例え野球が抜群に
上手でもです。
「小学校の頃から野球ばかりで勉強は苦手だ」。といって学業に意欲、関心が全くない。
これは自分が嫌なこと、苦手なことから逃げているとしか言えません。自分が
できないことにチャレンジする。これが選手の成長につながりますし、
上には上の選手がいるもので、絶対自分の子供が次に入るチームでレギュラーが取れるかどうかわかりません。また故障して試合に出られないなんてこともあります。
また、試合に出て活躍したとして勉強もできて成績も優秀で、野球もできるとなったら進路選択でより高見が目指せる選択も可能になります。勉強ができていて不自由なことは何一つないのです。野球ばかりでもいいですが、身体を休めるという意味でも子供に勉強する習慣をつけさしましょう。
勉強ができていれば進路の選択着が確実に増えます。早い段階で勉強する癖をつけていたら絶対にこれからの人生の上で絶対に役に立ちます。
子供が試合に出る時だけ、応援に行く
子供はまだ入部したばかりで、試合に出ないから応援にいかなくてもいいか。
背番号がもらえなかったから、応援にいかなくてもいいか。
補欠だから応援にいかなくてもいいか。
子供が試合で活躍するのは、とても嬉しいことはわかります。また、
中学校の時はチームの主力だったから高校でも主力になるとはかぎりません。
子供に過度の期待をよせるのは、選手たちにとってすごく重たいものとなります。
選手たちに無駄な負担をかけないためにも、自分の子供だけ応援するのではなく
チームを応援しましょう。
そして家庭でも野球について積極的に話しましょう。
今日どんな練習したのー?
今日の試合どうだったー?
などとにかく子供さんと積極的にコミュニケーションをとりましょう。
寮生活が厳しいから、帰省した時は何でも言うことをきく。
強豪校などの寮生活はとても厳しく、久しぶりに帰ってくる我が子を甘やかしたい気持ちはわからなくはないですが、
いろいろ制限がある寮生活のルールを破っていいなんてことはないです。
例えば、寮生活では炭酸が禁止されている等ルールがあると思います。
家に年間数日しか返ってこないから、たまにはいいよねなどという考えは絶対にやめてください。
監督さんは本気で、甲子園に選手達を連れていきたいと思ってルールを作っているのに、親、保護者が子供のルールを破る行為に加担してどうするのですか?
まだ野球部の寮に入ったばかりで、誘惑に負けたり、精神的にまだぶれる時期が子供さんにもあると思います。ルールを見えないところなら破ってもいいという道、思考に子供さんの背中を教えているようなものですよ。
一回選手が覚えてしまったら、がんばっていた寮生活でも手を抜き始めるでしょう。
選手たちは、厳しい寮生活に耐え人間的にも大きく成長します。
かわいそうだからという理由で選手の成長を妨げるのはやめましょう。
強豪校には試合に勝てなくてもいいと考えている
勝手に選手たちの力量を決めて、何回戦までいけばいいとか、ここのチームに負けるのはしょうがないなど言わないでください。
選手、監督たちはなんのために練習していると思っているんですか。
勝つために練習しています。負けてもしょうがないなんてことはないです。
惜しかったね、今日の相手はなんで強かったの?
今日の相手と何が違った?自分たちのどこが劣っていた?勝つためにはどうすればいいと思う?
など声をかけてあげましょう。
選手たちにどうやったら勝てるのだろうと少しでも考えさせることにより
野球以外で失敗したとしても、なんで失敗したんだろうとか成功するにはどうすればいいのだろうと考えるようになります。
選手たちよりも先に親があきらめていると選手たちは人間的も野球技術的にも絶対に伸びてきません。
選手に失敗を次にどう生かすか考えさせるためにもしっかりと親が取るべき行動をとりましょう。
試合前や朝が早いときは、コンビニで食事を済ませる
野球部は朝がとてつもなく早いですよね。弁当を作らないといけない保護者さんは選手よりもっと早く起きないといけないことになります。
また、学校に連れて行ったり、駅まで車で送らないといけない。
そう考えると朝食を作らずに、コンビニで済ませがちですよね。
気持ちはわかります。自分たちも仕事や家庭の事があって野球をやってる保護者って大変ですよね。
しかし、選手たちは朝起きてから、8時には練習や試合のアップがもう始まります。
朝食で栄養のあるをしっかりしたものを食べていないと体がもちませんし、野球の練習や試合での筋肉が傷つけられるのです。筋肉の回復を助けたり筋肥大をするためには、朝食で添加物がたくさん入った物を体に入れている場合ではないのです。
ぜひ昼のお弁当や晩御飯だけでなく、朝食もしっかりとしたものを食べさせてあげれるよう努めてあげてください。
前の日の夜に朝の分も作っておくとか、いろいろ工夫はできますよね。
選手たちも野球が上手くなりたいから練習しているのです。保護者の方も選手が野球を上達した姿が見たいし、試合で活躍してほしいですよね。
がんばって朝食を作ってみませんか?
家庭での食事の栄養管理についても詳しく記事にしてますので、時間のある方はどうぞっ!
まとめ
自分の子供がかわいいです。
チームの主力になってほしい。活躍してほしい気持ちはわかります。
しかし、保護者が選手の成長を妨げている場合がとても多いです。
今回取り上げた中に少しでも当てはまることがすぐに改善することをオススメします。
野球をするということは人間的にかならず大きく成長します。
子供だけが成長するのでなく、保護者も共に成長しましょう。