プロ野球選手になる為に必要なマインド設定
プロ野球選手になる為に必要なマインド設定
プロ野球選手になる為にはと検索すると、プロ野球選手になる為の一般的な条件や
プロ野球選手になる為に必要な練習量、プロ野球選手になる為の練習時間など
今プロ野球選手として活躍している選手の小学校や中学校時代過去の練習量や練習時間などが書かれた記事がたくさんでてくる。
しかし、人間は育った環境、性格、身体能力などがまったく同じ人間は一人もいない。
プロ野球選手が過去にやってきた練習や食事内容をそのまま仮に実現できたとしても
プロ野球選手にはなれない。そもそもまったく同じに実現することは不可能です。
どんなプロ野球選手になりたいのか考えることが非常に大切です。
考えさせられるのではなく、自分で考える。考え続ける。
今回は、目標を設定し実現するために必要なマインド設定をプロ野球選手になるという
目標を仮定して書いていこうと思います。
誰もが最初は目標を立てるが続かない理由
誰でも最初はプロ野球選手になりたいと思います。
しかし、途中であきらめてしまいます。
これは、親や友達に
「プロ野球選手は無理だよ」
「プロ野球選手なんて選ばれた人だけがなれる」
「才能がないと無理だよ」
など言われ洗脳され続けた結果です。
また、プロ野球選手になりたい
どうすれば、「プロ野球選手になれるか考えた」結果
「毎日練習をし始めた」のに
続かない理由は、「プロ野球選手になりたいだから練習をする」という
考えが「練習をしなければならない」に変わるからです。
つまり最初はwant to(~したい)が途中でhave to(~しなければならい)になってしまっているのです。
have to(~しなければならない)と考えると、人間は悪循環に入ってしまう。
やらない言い訳を探す、回避するための行動をとる、あと回しにしたり
目標とは関係ない行動をとるようになる。
また、物事の結果を受け入れて責任を負う意思がなくなるからです。
例えば、プロ野球選手になりたいと思い「毎日、素振りを始める」
が数日たって、友人に遊びに誘われたとする。
「素振り」と「遊び」を選ぶとなった時に
遊びを選んでしまうのは、素振りがhave to (しなければならない)になっているからです。
また、例えwant to(~したい)だとしても、人間はより臨場感が高い方を選択します。
臨場感とはリアリティのことで、
遊びには、友人と楽しく遊んでいる姿やうれしい気持ちなど無意識で
さまざまなことを人間は考えているのです。
それに比べて、素振りにはリアリティが含まれていないのです。
また含まれていたとしても、しなければならない、めんどくさいなどのネガティブな
感情です。
遊び+楽しいなどの感情と素振りだけでは、
人間は絶対に遊びを選択してしまうのです。
では、どうしたら素振りを選択するようになるのか(設定した目標)の方に臨場感を持たせて
目標を達成するために必要な事を選択するようになれるのか
これには、日頃からの心掛けが非常に大切になります。
明確な目標を決める
まずは、明確な目標を決めよう!
ただプロ野球選手になりたいでは、漠然としています。
どんなプロ野球選手になりたいのかをはっきりしましょう。
例えば「ホームランを年30本打つバッターになりたい」
「年10勝上げる投手になりたい」
「盗塁率が高く、足が使える選手になりたい」
など、プロ野球選手でもさまざまタイプの選手がいます。
投手なのか野手なのか
どんな投手なのかどんな野手なのかを具体的に決める。
目標をコンフォートゾーンの外に設定する
コンフォートゾーンとは、自分が一番心地良いという空間のことです。
野球で練習試合があったとします。
自分たちのフォームのグランドとアウェイのグランドで試合をする場合には、
フォームの方が自分の能力を最大限に発揮できると思います。
これはなぜなのかを教えます。
人間の体は、自分が慣れ親しんで心地よいと思う場所でしか能力を上手く発揮できない
のです。
そして自分のコンフォートゾーン外では、IQが下がったり、筋肉に緊張が走り
いつもみたいに動くことができないのです。
では、アウェイのグランドで自分の能力を最大限発揮するためにはどうすれば良いのかという事になります。
これには、上に書いたように明確な目標を現状の外側に設定していないとダメです。
例えば、
全国大会に出るという目標を設定している人と
どんなプロ野球選手になりたいという明確で現状の外側に目標を設定している人が日々の積み重ねを繰り返した結果全国大会に出たとする。
前者と後者が戦った場合、どっちが試合で自分の持っている力を最大限発揮できるかは
わかりますよね。
また現状の内側に目標設定している人は、
素振りを3日で1000回振ると決めたら
1日目に800回振ったとする。2日目には150回、3日目には50回と
一日目に800回振ることができたにも関わらずに1000を超えない範囲で上手く調整します。
これもコンフォートゾーンが自分が心地よい空間から出るのを避けて上手く調整しているからです。
現在皆さんは、現在の状態に対してのコンフォートゾーンがあります。
その現状の外側にコンフォートゾーンを移すことで、
自分が選ぶ情報が変わり、自分がwant toな事を選択できるようになり、
素振りの例では一日目に800回、二日目に850回、三日目に890回と
無意識がバットを振るために工夫してどんどん向上した結果が
現状の試合などでも良いプレーをすることができる。
また設定した目標の臨場感も上がります。
しかし、野球だけに言えることではないですが、結果はすぐにでませんよね
現状の外側に目標を設定しても、すぐに目に見えた結果がついて
来るわけではないです。
大抵ここであきらめる人が多いと思います。素振りをしたけど、打てなかった。
俺にはやっぱり才能がないんだ。など悪循環に入ってしまう人もいると
思います。
これには、次に説明する心掛けが必要になります。
自己評価を高めよう
結果に対しての自分の評価の事です。
素振りをした。
だけど試合では打てなかった。
だから俺には才能がないんだ。
ではなくて、結果に対して何かポジティブな事を見つけて
自分を褒める。
試合では打てなかったけど、
今日は結構ストレートへの対応ができていたな
変化球に対応するにはどうすればいいのだろうと考える。
そして思いついたら、実行する。
そして結果に対してポジティブな自己評価をして改善する。
もちろん結果が良かった時にも自己評価は必ず行ってください。
自己評価の根底には、目標達成があります。
目標を達成するに、なぜ今日上手くいったのかを考えることは大切です。
簡単そうに見えて実は難しいです。どうしても悪かったところばかりを見て
結果を悲観的に捉えてしまう人が多いです。
もちろんこれは、日常生活でも同じで、自己対話するときも
ポジティブに考える必要があります。
自分が心の中で思っていること感じたことに何かネガティブなことが
今日一日を通してなかったか考えることは本当に大切です。
また、この目標を達成するための自己評価を高める方法として
もう既に自分が描いているプロ野球選手になっていると考えて
目標を達成している自分なら今のこの現状に対してどのような
判断をするのか考えるという方法もあります。
そうすることで自分の目標に関係のないことを選択しずらくなります。
まとめ
家族や友達、学校の先生があなたの夢を馬鹿にしてくるかもしれません。
「君には無理だよ」などと言って、そういう人には、この人は何もわかってないんだな
と思っていいです。本当に自分が目標を設定していることを他人には言わないという方法もあります。
他人の人生を生きるわけではないのです。
自分の人生を生きましょう。
そのためにはhave(~しなければいけない)ことがあなたの人生にあってはいけないのです。
またコンフォートゾーンと自己評価は互いに影響し合います。
コンフォートゾーンを現状から外した所に設定すると自己評価が上がります。
コンフォートゾーンを現状の外に設定するためには自己対話からポジティブな考え方や明確な目標を無意識に刷り込まないといけません。
そのためには日々の言動だったり行動から変えないといけないのです。
また、自己評価が高まるとこれまで見えなかったものが見えてきます。
そうするとあなたの耳に入ってくる情報も変わり、言動、行動が変わる。
そして結果がどんどん出るという好循環に入ります。
今回紹介したコーチングの内容は苫米地英人さんという
脳機能学者のコーチング理論です。
他にも、自己評価を高める方法は、たくさんあります。気になる方は本を購入されてください!
そして、自己啓発の原点「思考は現実化する」でも自己評価を高めることが
たくさん書かれています。気になる方はぜひ
他にも野球の技術系の記事を書いています。
野球でコントロールが良くなるためには、骨盤の動きが鍵となります。
バッターから見えずらく、打ちずらいフォームについて記事にしました!
守備でも難しい逆シングルの注意点とコツを記事にしました!