Baseball diary

野球のことかきま~す。

野球の走塁で最も意識して欲しいのは重心移動

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野球の走塁で最も意識して欲しいのは重心移動

野球の走塁で最も早く走るためのオーバーランの仕方やベースの蹴り方などさまざまテクニックがありますが今回紹介したいのは、もっと根本的なことで「走り方」です。

「走り方」の中でも大切な重心移動、加速の仕方について紹介します。

オーバランやベースの蹴り方よりも基礎的なことですが、意外と知らない人もいると思いますので、効率の良い重心移動の仕方と重心移動のキーとなる股関節の柔軟性を上げるトレーニング方法を教えます。

よく言われる、足の速い選手、盗塁の成功率が高い選手は無意識の内に必ずやっています。

重心移動、加速についてしっかりと理解することで走塁もちろん盗塁をする時の加速に大きく変化が現れますのでしっかりマスターしていってくださいね。

  

まずは、走るということを理解しよう

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走るということは、前方に進んでいく運動です。身体の重心をより前方へ出す運動だという事をまずはしっかりと理解しましょう。

そして、自分の重心移動の感覚という物をつかみましょう。

感覚を掴む方法として最も簡単な方法は、立った状態で、気を付けをします。

そして前に倒れてみてください。

身体から落ちないように、足が前に出てきましたね。

その時に、足が出た場所が重心が自分の身体の真下にある状態です。

この状態をよく覚えておきましょう。

その状態からより前方に進むために、身体を傾けます。この連続が正しい重心移動を使った走り方です。

そして前方に進むために、身体を傾けた角度が大きくなればなるほどスピードがでます。

しかし、これだけではただのランニングになります。

より、スピードを出すためには他にも技術が必要になります。

 

加速するためのギアチェンジ

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 スタートで出遅れているなと感じている選手、スピードに乗れない選手など

さまざまですが、共通して言えることがあります。

「ギアの切り替えができていないということです。」

ギアの切り替えと聞いてイメージして欲しいのは、自転車です。

1~6段までギアチェンジが可能な自転車をイメージしてください。

自転車に乗る時に、初めから6段でペダルをこぐと

良いスタートを切ることはできませんよね。

また、スピードが出ているの時、

自転車で言えば、下り坂をイメージして欲しいです。

下り坂でスピードが出ている時に、一段で自転車をこぐと自転車の回転数に追い付かずにMAXスピードがだせませんよね。

 

では、走塁におけるギアとは何のことでしょうか。

答えは、足の長さです。

足の長さとは、分かりやすく言うと重心から足までの距離のことです。

ギアチェンジをスムーズに行うには、スピードに応じて足を出す長さを変えないといけません。

つまり、スタート時は短く、スピードに乗ってきたら長く出せばスムーズにギアチェンジを行うことができます。

 

足の長さが極限に短い状態が、陸上で言うクラウチングスタートの状態です。

陸上選手のスタートをよく見てもらえば、分かりやすいのですが。

スタートしても、しばらくは前傾姿勢を保っていることが分かります。

自分の足と重心が短い状態です。

中盤になるにつれて、だんだんと背筋が伸びてきています。

あれがギアを上げている状態です。

 

低ギアから高ギアへのシフト変換が加速する走塁のコツです。

足が速い選手は、コレが無意識にできています。しかし、それでも無意識なのでしっかりと意識に上げることでさらに改善点が見つかります。

まだまだ足が速くなる可能性はあるということになります。

 

ただ、走塁の中でも、盗塁スチールに関しては、前傾姿勢(低ギア)の体制がとりずらいです。

前傾した時にいかに足を前に引き上げられるか。

これがポイントになってきます。

これをどこまで伸ばせるかで本当に変わってくるので、伸ばし方を教えます。

前傾時の足の引き上げ

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前傾した時の距離の稼ぎ方は「股関節の柔軟性が鍵」です。

前傾時いかに、太ももを体につけるかがポイント。

これには、股関節の柔軟性がとても大切!

具体的なトレーニング方法を紹介します。

トレーニング1

手を膝の上に置き、太ももが床と平行になるように、セットします。

そして、膝が自分のつま先の上にくるように左右に動かす。

次に手を膝の上に置き、同じ動作を繰り返す。

最後に自分の足首をつかみ左右に動かす。

ポイントは、大きく動かしたり小さく動かしたりすることです。

トレーニング2

クラウチングスタートの構えをして、後ろ脚の方を極限まで伸ばして、

前足の方に、内側から手を入れて、身体を上下に動かしましょう。

左右にくるくる回したり、してもおっけーです。

前に出す足を変えて反対側の足もしっかりとしましょう。

動画のある方が、わかりやすいと思いますので、張っておきます。

トレーニング2の姿勢は、小沢さんが5:42秒くらいで股関節を割る~といって説明している形に手を入れて行ってください。


【走り方】盗塁・走動作における重心の位置のコントロール

 

まとめ

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野球の走塁について 正しい重心移動、低ギアからの高ギアのシフトチェンジなど走塁、走ることの基礎ですが、意外と知らない人もいたのでは、無意識でやるのではしっかりと意識して改善点を改善する。

基本ですがしっかりとやることで、選手の能力向上になります。

また、本記事で動画を紹介した。

小澤さんのLAS理論は野球上達には、必要な知識だと思います。

さまざまな理論がありますが、こんなにも分かりやすくかみ砕いて、しかも動画付きで

解説している方は私は知りません。

LAS理論についての詳細は下記リンクより

 

 他の野球商材と比べても安価ですし、正しい野球理論を多くの広めたいという

熱い気持ちが私にも伝わりましたので、紹介させていただきました。

今よりもっと野球が上手くなりたい!

試合で活躍したい、チームの中心の選手になりたいという気持ちがあるのなら

ただ練習するのではなく野球の知識、人の身体の仕組みを理解することは

絶対に良い結果につながりますので、どんどん勉強していきましょう!

 

他にも野球上達の為の記事を書いていますので、気になる方はご覧ください!

 

www.yakyujapan.com

 

 

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