野球親父が教える。嫌なことでも継続し野球の目標設定をするコツ
野球親父が教える。嫌なことでも継続し野球の目標設定をするコツ
野球の試合に勝つために努力しよう、野球で結果を出すために毎日素振りをしよう、速い球を投げるために毎日走ろう、体重を増やす為に食トレをしよう、毎日朝早く起きてストレッチをしようなどさまざまな目標設定をしてみるが、継続しないそんな人の為に今回は継続するコツや正しい目標設定の仕方、継続の為に必要なメンタルの保ち方を教えたいと思います。
本当に自分の為の目標ですか?
目標を設定するのは素晴らしいことですが、その目標は誰かの期待を満たす為ではないですか?
自分以外の人、自分の尊敬する先輩などに認められることはとても嬉しいことです。
しかし、自分以外の人の期待を満たす為に目標設定してはいけません。
「他人に褒められることで自分に価値がある」という考えは捨てましょう。
目標設定に関しては自分の為だけにして、自分の物差しを常に意識しましょう。
しかも、他人に褒められるための目標だと他人がいなくなると向上心が薄れ、設定した目標がどうでもいいものになる、特定の人がいないとがんばれなくなってしまいます。
目標設定に関しては自分の為だけにして、自分の物差しを常に意識して
段階を踏むことで、達成感を感じれ自然と継続することができます。
ちょっとでもいいので継続する
まずは目標を継続できるかどうかを考える。
結果しか見えていない人はいきなり自分の力量を超えた目標を設定します。
例をあげると、Aさんはダイエットの為に毎日走ることを決めました。自分がどれだけ走れるか計測してみると40分ぐらいで限界でした。
「Aさんは毎日40分走ることを継続しようと考えました。」
しかし、この目標では絶対に続きません。2週間くらいで挫折してしまうでしょう。
Aさんが40分しか走れないのに40分を毎日と走ると決めるのは精神的も身体的にもオーバーワークとなってしまいます。
最初の勢いだけで継続できるのは2週間程度です。
ここでの本当の継続とは長い目で観ています。
「私なら、毎日20~30分継続しようと目標を立てます。」
そうすることにより、精神的にも、身体的にも余裕が生まれます。
この余裕を感じることができたら、「今日は雨が降っているからやめよう」とか「明日テストだから勉強する為に今日はやめておこう」などの逃げのマインドは絶対に生まれません。
逃げのマインドにならないどころか、そろそろ距離を少し増やしてみようかなとか向上心がさらに芽生え、継続することに自信を持てるようになります。
苦痛になり続かなくなる目標を設定するのではなく、毎日しっかりこなすことができる目標設定をしましょう。
何か自分がこれだけはこだわれるという物を見つけよう
こだわりをもつということは継続力向上につながります。
自分は絶対これだけは続けている。このルーティンだけ昔からやっている。
こだわりが強い人は継続できる人だと私は思います。
目標というと、なんだか堅苦しい感じがする人にはまずはこだわるという考え方をすることをオススメします。
余談:中日ドラゴンズの山本昌投手がすごすぎる
元中日のピッチャーだった山本昌選手は、29年間の現役生活の中で、最多勝3回沢村賞などのたくさんのタイトルをとった球界を代表する選手です。
山本昌選手は体調管理面ではサプリメントなどは使っていなく、少しでも体調に異変を感じたらすぐに薬を飲み自分の身体に気を配り、
ずっと自分の頭の中で全身のメンテナンスを意識していて、練習中でも身体に異変を感じたらすぐにやめて病院にいかれたそうです。
一番すごいところはこの習慣をプロで30年間も続けたことです。
課題をしっかり分離しよう
対人関係で自分が目標としていることに影響がでる場合があるかもしれません。
何かアクションがあったときにこれは誰の課題なのかしっかり考える必要があります。
他人があなたの問題なのに勝手に入ってきて文句をいったり難癖をつけたりしてくるかもしれません。そこで言い返したり、反論するのではなく、この人は今他人の課題に口出しをするかわいそうな人なんだなと一歩引いて考えましょう。
日ごろから、自分の課題、他人の課題をしっかりと考えれる人は精神的に安定しています。継続心向上のためにも精神的安定は重要なことだと思います。
まとめ
人生は案外短いですよね。
有意義に過ごすため、人間的に成長するためにも一日一日を大切に過ごさないといけないと本当に思います。
何事にも継続する力というのは必要で、野球上達、野球でホームランを打つためにはバッティングを上達することはもちろんしっかりとした体つくりをおこなう必要があります。早い球を投げるためにはピッチングを上達することだけ考えるのではなく、基礎をしっかりと練習する必要があります。
野球を上達するためにいろいろな指導を受けその中から自ら選択し、継続して練習することで自分のものにする。
やはり継続することが大切です。