野球選手がタバコを吸ったら?野球に特化したデメリット
野球選手がタバコを吸ったら?野球に特化したデメリット
野球やっている人って喫煙率がなぜか高い気がします。私の通学していた高校は野球はかなりの強豪で大学もそこそこ野球が強いところに通っていたのですが、やはり野球部はかなりの喫煙率でした。
大学で気が付いたのですが、タバコ吸っているやつがみんなかなりの強豪校出身ということにびっくりしました。
未成年の時からタバコを吸っていたのか大学から吸い始めたのか真偽は不明ですが。。
もちろん、強豪校出身でまじめに大学で野球をやり野球に関してかなり意識が高いなと思う人もいました。
先日は地元の社会人野球に呼ばれて、試合に行ったときはチームのほぼ全員が喫煙者でやはり野球をする人の喫煙率は高いなと思いました。プロ野球選手でも喫煙者は一定数いるみたいですね。
今回は、タバコが身体に悪いことはもう皆さん知っていると思うので、どれだけ野球に影響が出るか野球においての喫煙によるデメリットをまとめ詳しく書きたいと思います。この記事を見て禁煙する気になったり、こんなところで野球に影響してたんだ、少しタバコを控えてみようかなと少しでも思ってもらえれば幸いです。
ビタミンC不足
筋肉の成長に大きく影響するため、ビタミンCが足りなくなると筋力が低下してしまう。また野球は外で紫外線にさらされるため肌へのダメージが大きいです。肌トラブルにも影響が大きいと言えます。
野球での紫外線対策について詳しく記事にしてますので時間のある方はどうぞ
また、ビタミンC低下による肌へのダメージ以外にも、野球で故障をしてしまったときの直りのスピードにも影響したり、ビタミンCが足りない+野球の練習や試合の疲労で非喫煙者よりも風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなります。
ニコチン中毒作用
中枢神経に悪影響を及ぼし、血圧上昇、末梢神経の収縮、心拍数の増加を起こす。また一酸化炭素は酸素の約200倍の強さでヘモグロビンと結びつくため、酸素が十分に運搬されなくなる。よって全身が酸欠状態になり、スタミナが落ちてパフォーマンスが低下する。投手にとっては致命的で野手も試合終盤に疲れが出て思うように動けなくなります。
4回くらいまでは調子が良く動けていたのに途中から息が切れて野球に集中できないなく自分のエラーで試合に負けたなんていやですよね。
超回復への影響
たばこには4000種類以上の科学物質が存在し、そのうちペンゾピレン等40種類以上の発がん物質や発がん促進物質が含まれ、それらに対抗するために、大切なたんぱく質が使用されてしまう。そして超回復の速度が遅くなりトレーニング効果が出にくくなる。
野球の練習、試合などで疲労し筋組織が破壊された体にとってこれは大きなデメリットでもあり、筋組織の肥大はもちろん野球での疲労も抜けにくくなります。
また超回復に影響が出るということは、筋発達も望めないということになります。
昨日、野球の試合があって疲れたから早めに寝たはずなのに、朝が起きれない、身体が気怠いなどの症状がないですか?これらはタバコによって引き起こされた作用かもしれません。早めに禁煙しましょう。
毛細血管収縮による血行不良
毛細血管の収縮作用があるニコチン。
毛細血管とは身体の隅々まで血液を送るための血管で、これが収縮すると容積が小さくなり、その分血流量も減ることになる。手先が大切な投手にとってこれは致命的です。
血行不良による風邪や筋瞬発力低下
上にも書きましたがタバコを吸うと、血管が収縮します。
血管が収縮することにより、栄養の運搬率が下がり、体温が下がってしまいます。
体温が下がると風邪をひきやすくなります。
風邪をひいて大事な試合で最高のパフォーマンスができない、または試合にでられないなんて嫌ですよね。
また、基礎代謝が落ちることにより無駄な脂肪が身体についてしまいます。
無駄な脂肪は野球のパフォーマンス低下にもちろんつながります。
肝臓に負担をかけてしまう
意外とコレは知らていないことが多いです。
タバコの有害性は上に書いた通りなのですが、タバコにはニコチンやタール以外にアセトアルデヒドという物質が含まれています。これを体内から除去するために、人間は肝機能によりアセトアルデヒドを体内に出しています。
タバコを吸うことにより肝臓にも負担をかけてしまうということです。
つまり野球で傷ついた筋肉に栄養を運ぶ肝臓に負担をかけてしまいます。
まとめ
野球選手、アスリートなどにとってタバコのデメリットは大きいはずです。
また、タバコは百害あって一利なしで、人間の体には害でしかありません。タバコにはほかにもこんなにもデメリットがあります。
「歯が黄ばむ」
「鼻毛が伸びる」
「お金がかかる」
「吸える場所が少ない、吸わない人に気を使ってしまう」
「睡眠の質が落ちる」
「タバコが吸いたくなり、作業効率が落ちる」
「部屋が臭くなる、髪に臭いがつく」
「手が臭くなる」
「味覚が狂う」
「家族が受動喫煙になる。」
などデメリット盛りだくさんです。
それでもやめられない人は、まずタバコに一か月いくらくらい使っていますか?
使っているお金をプロテインやサプリメントにつかってみませんか?
子供が野球をされている方はタバコをやめて子供に新しい道具を買ってあげませんか?
自分の健康のため家族の健康のためにもこれを機に禁煙してみてはいかがでしょうか!