野球の冬練習での正しい食事法で体重増やそう
冬を制す者は、夏を制す。
今回は、野球の冬の練習について書いていこうと思います。
野球の冬の練習には、いろいろな悩みがつきものですよね。
- 体重が増えない。
- 筋量が増えない。
- 球速が伸びない。
- 打力が上がらない。
- 効率の良い食事法。
- どんなトレーニングがいいの?
- 強豪校、強いチームはどんな冬練をしているの?
こんな疑問に詳しく答えましょう。
「体重が増えない」
摂取するエネルギー量 > 消費するエネルギー量・・・体重増量
消費するエネルギー量> 摂取するエネルギー量・・・体重減量
体質などもありますが、これが基本です。
野球の冬の練習では、激しいトレーニングにより体重減量の方になりがちです。
疲労回復、筋量増加、体重増加のためにも、しかっりと栄養を取りましょう。
「筋量が増えない。」
野球の冬の練習では、走り込み、過度な筋力トレーニングで体内の栄養状態が枯渇している場合が多く、練習量に対して摂取した栄養が追い付いていなく、せっかくトレーニングでつけた、筋組織を破壊し、うまく筋量が増えていない可能性があります。
自分が常に意識を高くし、栄養のあるものを摂取してコツコツと積み上げて筋量増加に励んでください。野球部にとって冬の練習はとても大切です。夏結果を出すためには、冬の一日一日を大切にしてください。
「球速が伸びない。」
冬は、末梢神経電動速度が下がるため、自分の思うように動けないかもしれません。
しかし、冬に全く投げないと3月ぐらいに故障する可能性が非常に高まります。
冬にも投げて3月から(試合が始まる頃からも投げたら)それこそ投げすぎで故障するのではないか説がありますが、
結論から言いますと、大丈夫です。
しかし冬の寒い中全力投球しろというのではありません。
5割ぐらいの力で投げることで、春先フォームを崩す恐れも格段に減りますし、投げすぎによる野球肩、野球肘など予防できます。
また、冬のトレーニングによって筋組織は増加しているので、びっくりするほどの球がいくようになります。
「打力があがらない。」
筋力増加により今までとはスイングの感覚がかわる可能性があり、打撃フォームがしっくりこないことがあります。
野球の冬の練習で素振り、トスバッティングはどこの学校でも行っているのではないでしょうか?
しかし、トスバッティングでスイングがコンパクトになり長打が打てなくなったり、凡打の山を築くことがあります。
素振りでも一回一回のスイングを適当にふっていると間違ったスイングができたりバッティングフォームを崩したりします。
トスバッティング、素振りで言えることですが、1回1回のスイングを適当に振るならバットを扱ったトレーニングはしない方がいいです。本当に打てなくなります。それくらいバッティングフォームは大切です。
気を付けて冬の練習に取り組みましょう!
「効率の良い食事法。」
冬の練習での体づくりは野球をするにあたってとても大切です。
最近では、練習の合間におにぎりを食べたりご飯を食べたりするチームが増えてきました。あれはとてもいいことだと思います。
球児の運動量に三食だけの栄養素では足りません。
主食、おかず、野菜、果物、乳製品
が全部入った食事を三食+炭水化物の捕食+プロテイン
これがベストで最も効率よく筋肉をつけてくれるのではないでしょうか。
(プロテインについては摂取のタイミングなど下に書いておきます。)
食事については詳しく記事にしていますので、気になった方はどうぞっ!
「どんなトレーニングがいいの?」
もちろん器具を使って筋量を増やさないといけない選手も中にはいると思います。
しかし、自重による体幹トレーニングこれが成長期の選手にとってはいいのではないでしょうか。
自重による体幹トレーニング器具を使ったウエイトトレーニングどちらにも言えることですが、野球につなげないと意味がありません。
野球の動きを意識して取り組むことが一番大切です。
例:スクワットなどの体が沈む動きは、野球でもあるはずです。しっかりと野球での動きを意識して行うことが野球の冬トレーニングでは必要なことなのではないでしょうか。
長時間の走りこみは大変野球選手にとって危険です。そのことについても記事にしていますのでどうぞ!
「強豪校、強いチームはどんな冬練をしているの?」
一定期間で体力測定を行っているチーム、外部のトレーナーさんを呼び専門的なトレーニングをしているチーム、冬にはまったくボールを使わないチーム
など、本当にチームによって練習方法は違います。
しかし、どのチームも冬の積み重ねが大切なことをしっかっりと理解しています。
常に意識を高くもっている印象がありました。
「野球におけるプロテイン摂取方法、プロテイン摂取のタイミング」
おまけで少し書いておきます。
タイミングは
トレーニング直後40分以内、就寝前1時間前
これがベストです。
摂取方法は
今のプロテインは、ビタミンなども入っているタイプが多いです。またとてもおいしく水でも飲みやすいです。
しかし、乳製品が不足しやすい球児は、牛乳いいでしょう。
サプリメントについてもう少し記事を書いてます。時間のある方はどうぞっ!
「まとめ」
冬を制す者は、夏を制す。
本当にこれです。
野球部にとって冬の練習はしんどく、つらいものですが、かならずそれに見合ったものが帰ってきます。
それらを少しでもいいものしたいなら、食事、睡眠、体のことは知っておくべきです。
今回の記事で、少しでも力になれたなら幸いです。